血管内をパトロール
血管に注入された幹細胞は血液内部を循環。免疫反応による攻撃を避ける因子出しながら、血管の中を約3ヶ月間見回ります。
皮膚の若返りから関節まで
様々な効果をもつ幹細胞治療幹細胞治療は、再生医療と呼ばれる新しい医療分野の一つです。幹細胞は、様々な種類の細胞に変化できる能力を持つため、傷ついた組織や臓器の修復に役立つ可能性があります。
そのため美容医療だけでなく、様々な疾患の治療にも応用されています。肝臓病、変形性関節症、皮膚の傷、自己免疫疾患、脳梗塞、脊髄損傷など、幅広い疾患に対する治療効果が期待されています。
そもそも幹細胞とは
幹細胞とは、新たな命が誕生し、人の身体を形成する上で、臓器や血液など様々なものに変化する元の細胞で、発生における細胞系譜の幹になることから「幹細胞」と名付けられています。 この幹細胞は年齢と共に身体の中から減少するものの、誰もが自身の身体に備えている細胞です。
幹細胞治療とは
幹細胞治療とは、人間の体内に存在する幹細胞を利用して病気や障害の治療を行う治療法のことです。幹細胞は体内のあらゆる細胞や組織に分化する能力を持っており、再生医療の分野で注目されています。
体には、痛んだり弱くなって切った箇所を修復しようとする働きがあります。幹細胞を利用した再生医療は、この再生しようとする幹細胞の働きを用いた医療です。患者様ご自身の幹細胞を採取し、培養を行って治療を進めるため、アレルギーや拒絶反応のリスクがほとんどなく患者様自身の再生力を用いた安全な治療といえます。
幹細胞治療に期待できる効果
幹細胞が持つ自己複製能と多分化能を活用することで、損傷した組織や臓器の修復を促進し、機能回復をサポート。疾患の治療だけでなく、美容医療における肌の若返りなどにも応用されています。特に注入後、時間をかけてゆっくりと効果が現れる特徴があり、自然な回復プロセスを促してくれるのです。
幹細胞治療に期待できる効果として、患者さまご自身の皮膚から抽出・培養した肌細胞をお肌に注入することで、肌細胞の働きを活発化させ、エイジングケアをします。
加齢に伴う肌の悩み(シワ、たるみなど)は、肌細胞の減少や機能低下が原因の一つです。幹細胞治療では、肌細胞を活性化させて、肌本来の若々しさを取り戻すことを目指します。
幹細胞治療は、美容だけでなく、様々な疾患の治療にも貢献する可能性があります。幹細胞の多分化能と自己複製能を活かし、損傷を受けた組織や臓器の修復を促し、機能回復をサポートします。
※幹細胞治療は、現在も活発な研究や治験が行われており、その治療対象となる疾患は徐々に拡大しています。再生医療がすでに適応となっている疾患の一部には、以下のようなものがあります。
脂肪由来間葉系細胞には、病気やケガなどで失われた細胞を補うという性質があります。幹細胞は血管やリンパ管の中を移動し、損傷された部位を自ら探して、修正・再生のために向かっていく性質があり、これを「ホーミング効果」と呼んでいます。
step
1
血管内をパトロール
血管に注入された幹細胞は血液内部を循環。免疫反応による攻撃を避ける因子出しながら、血管の中を約3ヶ月間見回ります。
step
2
患部からの情報をキャッチ
幹細胞は患部から出ている信号を細胞表面の受け皿でキャッチ。血管内の幹細胞が幹部に集まってきます。
step
3
血管壁をこじ開けてアプローチ
血管の内側にくっつき、血管壁をこじ開けて、患部へと向かって飛び出し、患部の細胞の組織に入り込んで行きます。
step
4
患部の細胞を修復・再生
幹細胞は患部の中で組織の中でサイトカインを放出して細胞を修復・再生。約3~4ヶ月で目的の細胞に変化していきます。
幹細胞治療とアインプロス®補助的療法の違いについて
人間の体は約50兆個の細胞で構成されていると言われています。 老化や怪我、病気などによって損なわれた細胞の再生のため、分化の源となるのが「幹細胞」です。自身の幹細胞を培養増殖し体内へ戻すことで、組織の再生、各種疾患の治療を行うのが「幹細胞治療」です。
幹細胞を培養する際、幹細胞自身から増殖・活性化等に働く各種成分が培養液中に分泌されます。内因性生体微粒子はその代表的な成分の1つです。 アインプロス ® は、内因性生体微粒子のほか、2000 種類以上とも言われている生理活性物質を含み、それらの作用が再生能力の高い細胞や損傷した細胞に働きかけることにより、組織の再正を促すなどの効果が期待されています。
山本クリニック ソフトメディは、厚生労働省再生医療許可医療機関です。
ご安心してお越しください。