治癒に必要なたんぱく質を届ける
PRP療法は、患者さん自身の血液から抽出した血小板濃縮液を活用します。濃縮液には、組織修復や炎症抑制に必要な成長因子やタンパク質が豊富に含まれているのが特徴です。注射後、これらの因子が患部の細胞を刺激し、体内の修復メカニズムを活性化。血液中にもともと存在するタンパク質と協調して働き、炎症による痛みを和らげ、組織の修復を促します。
血小板の効果を応用した
再生医療私たちの体は、小さな切り傷から大きなケガまで、自然に治す力を持っています。この治癒の過程で重要な役割を果たすのが、血液中の血小板です。血小板は、傷ついた組織を修復するための成長因子を豊富に含んでおり、ケガを治すために力を発揮します。PRP療法は、このような血小板の力を活用した最新の治療法です。
PRP(多⾎⼩板⾎漿)療法は、患者さんご自身の血液から抽出した血小板を濃縮し、損傷部位に注入する治療法です。自分の血液を使うため、拒絶反応の心配がありません。炎症を抑制し、痛みを和らげながら、組織の修復と再生を促す効果が期待できます。スポーツ外傷、変形性関節症、腰痛など、様々な症状に対応しています。
PRP(多⾎⼩板⾎漿)療法のメリット
step
1
治癒に必要なたんぱく質を届ける
PRP療法は、患者さん自身の血液から抽出した血小板濃縮液を活用します。濃縮液には、組織修復や炎症抑制に必要な成長因子やタンパク質が豊富に含まれているのが特徴です。注射後、これらの因子が患部の細胞を刺激し、体内の修復メカニズムを活性化。血液中にもともと存在するタンパク質と協調して働き、炎症による痛みを和らげ、組織の修復を促します。
step
2
ケガの治りを早くする
PRP療法は、整形外科領域を中心に多岐にわたる症状に効果を発揮します。スポーツ障害から慢性疼痛まで、様々な疾患に対応可能です。特に、プロスポーツ選手の間で早期復帰のための治療法として注目されています。
step
3
副作用がほぼありません
PRP療法は、患者さん自身の血液成分を使用するため、アレルギー反応や拒絶反応のリスクが極めて低くなっています。外部からの薬剤に頼らず、体内にもともと存在する物質を利用するため、副作用もほとんどありません。様々な持病をお持ちの方にも、比較的安全に適用できます。
PRP(多⾎⼩板⾎漿)療法に期待できる効果
近年、再生医療の分野で注目されているPRP療法は、患者さんご自身の血液から作製した濃縮血小板を利用し、体の自然な回復力を活用する治療法です。美容医療との組み合わせによる再生美容をはじめ、様々な疾患の治療に役立てられています。幅広い症状に対応でき、副作用が少ないという特徴から、新たな治療選択肢として期待されています。
更年期障害は、女性ホルモンの減少に伴い、ホットフラッシュ、不眠、気分の落ち込みなど、様々な不調が現れる症状です。従来の治療法であるホルモン補充療法や漢方薬は、それぞれにメリットとデメリットがありました。
PRP療法は、更年期障害の新たな治療選択肢として注目されています。PRPに含まれる成長因子は、女性ホルモンの産生を促したり、老化した細胞を活性化したりすることで、更年期症状の改善に繋がることが期待されています。
関節リウマチ、帯状疱疹後の神経痛、外傷後の痛みなどに関しては、鎮痛剤や神経ブロックなどが用いられています。しかし、これらは痛みを一時的に緩和するのがメインです。一方でPRPに含まれる成長因子には炎症を抑え、損傷した神経や組織の修復を促すことで、根本的に痛みを軽減する効果が期待できます。
PRP療法は、免疫を調整する作用があります。そのためアトピー性皮膚炎のような自己免疫疾患において、過剰に反応する免疫システムを抑制する効果が期待できます。さらに、幹細胞が持つ抗炎症作用や組織修復作用も、症状の改善に貢献すると考えられています。
変形性膝関節症は、軟骨のすり減りで痛みや歩きにくさが出る病気です。その際、PRP療法を行えば、血小板に含まれる成長因子が軟骨の修復を助け、痛みを和らげ、膝の動きを改善する効果が期待できます。従来のヒアルロン酸注射や人工関節手術に加え、PRP療法は軟骨再生を目指す新しい治療法として注目されています。
・治療回数:1回
・治療期間:3〜6ヶ月(経過観察期間含め)
採取した約26mlまたは52mlの血液から生成されたPRPを患部に注入します。
【診療前の注意点】
山本クリニック ソフトメディは、厚生労働省再生医療許可医療機関です。
ご安心してお越しください。